家。

コロナで 明け暮れた この 5カ月。
イケメン知事の活躍に、 久々の格好いい 男前を見たのは せめてもの救いだった…
安全の範囲を 数値化すると、具体的に 自粛も 頑張れた気がする。  今日から 学校再開。
抜き足 差し足 忍び足…
完全にコロナを意識した再開。
もう休校してばかりも居られない、夏が来る。
文科省、政府、学校関係、そして 親が ザワザワ ガタガタしていても、子供は元気… 変わりない。入学や始業が 9月始まりになろうが、4月のままだろうが 関係ない、 子供は 元気。
すぐに 環境に適応して 大きくなって行く。  学校制度が 少々 変わっても 勉強する子はどこででも、どうやってでも勉強する、しない子は しない。
大丈夫、何も変わらない。子供は子供のまま、元気だから 子供。
ご近所の 奥さんが 入院して 1カ月になるらしい。
夏と冬に回って来る ゴミ置き場の掃除当番、当番ノートを回そうと訪ねると留守。
ひとり暮らしの未亡人なので、
お姉さんに電話してみて 入院がわかった。
何年も前に 大病されて、今年の年明けには 再度の手術と入院。
春には自宅に暮らしていたが、今は精神面で、 苦しんで居る様子。 多分、私には もう何も出来ない様な気配。
自宅に戻る事は出来ないだろう、との事。
夏は蚊に 刺されながら、冬は身体が冷える中、長い時間 立ち話しをした。
よく頂き物をした お礼にと、喫茶店のモーニングに行って 2時間くらい 世間話しも した。
家って、ひとたび 主が居なくなると、ただの箱ですね…
そこに住む人の 日々の暮らしがあればこそ、 それは 家。
ひとりが好き、ひとりで居る方が 機嫌よく暮らせる自分も 色々と考えずには居られない気分。
いつ 何があっても 、誰が部屋に入っても 大丈夫な様に…
部屋の片付け 整理、書類関係、身辺の事を 知る人が 一人二人は 居る様にしておく事。 部屋が箱にならない様に 。健康を保ち続ける事。
例えば病気にすら 落ち着いて 立ち向かえる様に、 いつもキレイに住む事は大事。  誰かに迷惑を かけない様に。 明日も今日と同じ様に過ごせる、と思っている人は多い。 そんな事に 気付きもしないで、 日々の暮らしに追われている。 コロナの事で、日常と住み家を失った人、入院したまま もう戻る事のない 近所の未亡人の、箱になってしまった 家…
家って 何…?