姉宅で 母を看病する。

母の看病で姉家族の家に何日か泊めてもらって気付いた事、色々…

家族全員の寝間着は  毎日洗う事、味噌汁や粕汁…汁物は 1回食べる分量のみを作る事、風呂は全員 基本 カラスの行水である事…

皆の留守に汁物を鍋いっぱい作り、結局私がほとんど食べる事になった。あっためた汁物は誰も喜んで食べない らしい。私は何回も作らなくて良い様に 1回に多めの量をたくのが正しいと信じて居たから ある意味 衝撃的だった。

自分が正しいとは限らない、他家には他家のやり方、文化がある、と知った。

私の やり方は母譲り、母は昔、夫の親や小姑が いつも家に居て、 だから鍋には何かしら おかずがあった。

そう言えば姉は核家族。私の姑も同居の経験なく3人だけの おかずを毎日 用意すれば良い暮らしだったから、そこは姉も同じ、なるほど  と思う。  価値観や興味、暮らし方の文化 習慣…兄弟姉妹でも 同じとは限らないものと知り、今さらながら 付き合い方に気をつけよう、と思う。相手が色々こだわらない  何でも感謝しか感じない様な人なら そんな気を回す事なく 付き合えるけれど。

家庭の中に主婦は ひとりで良い事の証。

家事を中心にやる人(主婦)の やり方で回すのが 家庭が丸く収まる1番の方法。

私が思うに だから ひとりは気楽で楽しいのかな。

自分のやり方で暮らす。誰に合わせる必要なく 自分で決めて自分で動き 責任を取る暮らし。87の母も 17年間しっかり自分の暮らしを守って来たのに。腕ひとつ自分の思う様に動かせない 今の状態は心底ツラいだろう、と思う。どんなに情けないだろうと 考えるだけで私も息が苦しくなる。

今は仮眠しながら世話してくれる姉家族に任せるしかない。私は今日1日自宅で休憩させてもらって日常を取り戻せて体調も戻った。

明日は仕事に行き、あさっては又看病の手助けに走ろう。どうか平熱で3日間過ぎて 無事入院出来る日が来ます様に…

母と姉家族が 心身ラクになります様に。