ニュース。

知人が亡くなって、 その人の家族が すぐにリフォーム業者を呼んで …いつになく その人の居た家が 騒がしい様子を 目の当たりにするのは、決して 気持ちのいいものではない。 

そう言えば、泣いていたのは私と

もうひとり、ご近所の人だけだったなぁ…

喪主挨拶の時、少し涙で 言葉が詰まっては居たけど…

不安や愚痴を言い合える親しい人は

居なかったのかなぁ…

家族葬、って最近 一般的になった葬儀の 形式。  あれは簡単で都合がいいなぁ、と思う。  日頃、自分の家族が 誰と親しいか、なんて 葬式の時になるまで 知らずに居る。

昔と違って 家族関係も希薄、って事かなぁ。

関係が濃い家族も あるだろうけれど。

そもそも、明日 自分が死ぬ、なんて誰も 考えて暮らしていないのだから…交遊関係を

いちいち 家族に 報告しておこう、なんて思わない。

大抵 人は、自分の付き合いや  日々の自分の世界に立ち入られたくない事が多いから、葬式で 家族が慌てるのは 世の中の お約束みたいな物、仕方ない事か…。

それにしても、衝撃の告別式から まだ4日しか経っていない今日。

私には 普通に明るい人だったのに、色々ある家族関係だったのかな、と いやでも考えてしまう。 他家の事より 自分の心配。

身に つまされる出来事でした。

あっけない、 とは この事を言うんでしょうね。 

窓から、ベランダから 、今日は

風が吹いて 生きている実感が あります。

生きているから 陽射しの暑さや

風の心地よさを感じる。

お腹も すいてきたな。

人間の回復力、還暦前の おばさんの 精神力の

図太さは すごい!!  自分自身で 驚く。

洗濯した喪服が 風に揺れる。

今日 1日の無事を ありがとう、また明日も  どうか穏やかで あります様に。

1日中、テレビをつけなくても 不自由なく

過ごせる事に 気付いた。

夜になったら やっぱりテレビをつけてしまうのかな、多分。

今日は どんな事が 起きたんだろう。

九州豪雨災害の復興、コロナ感染の

動向… 来週の天気、梅雨明け…

胸に祈る事ばかり。

 

 

 

 

奇跡。

今朝は なかった うるさい雀の鳴き声。

代わりに セミの大合唱の中、静かに目が覚める。

7月の季節らしくない、 なかなか陽射しのない

今年。  やっと いつもの夏が、セミの鳴き声が始まった!! と安心する朝。

いつもの夏。 いつもと違う夏。

この何日か、自分の心が バタバタ落ち着かず 

平常心を保つのに 大変。 かと思いきや  

仕事に行けば 俊敏に動き、笑顔も出て 元気に過ごし、当然お腹もすく。

大丈夫、仕事場で動ける 笑える …

哀しいかな お腹が すけば 、心に悲しみがあっても食べる、眠る。 亀の甲より 年の功。

悲しみだけに とらわれる若い時とは違う。

色んな事を 受け止めて、この 悲しみの中にも

これで仕方がないんだ、と全身に

答えを感じる事が出来る今、 還暦前。

夏の暑さ、冬の寒さ… 若い頃には

大嫌いだった。  自分が生きているのは奇跡だと思える今は、この暑さも寒さも、有り難い、季節を感じる生身の身体が嬉しい、と思う。

自分は生身の人間で、いつまでも同じ明日が来るわけではないんだと知った今。

命には限りがある事、身体の限界も いつか来る事。今日 1日が無事である事を重ねていく、という事に やっと気付いた 今。

無理をし過ぎて 早くに逝ってしまった あの人…

早いか遅いかを 他者が決めるべきではない。

その事を思って 涙を流すのも、何となく間違いなんじゃないか。

悲しみで涙にくれるのは 何日かの間だけにして。 あとは いつも 最後に会った日の笑顔を

胸に抱いて…。無理をしない、我慢しない、

心に 希望があるなら 、その希望に向けて 早く動き始める様に…

彼女が そう教えてくれている。

 

雀(スズメ)。

なぜ、早朝の スズメは あんなに 賑やかに鳴くのか。 鳴き合う声が響いて うるさい。

窓を開け放しているから仕方がない、でも

うるさくて仕方がない。 もっと明るくなって、夜が明けきったら

鳴きやむのか。  新しい朝の到来を

街に告げているのかなぁ。

仕事場の  いつも元気な 仲間の入院、つい 最近 立ち話しをした 近所の奥さんの急逝…

たった 2日の内に 気持ちがついて行けない出来事が起きて 疲れ果て、眠り、幸い 静かに目覚めた朝なのに  スズメの鳴き声が 冴えない頭に突き刺さる。

亡くなった奥さんから聴いた話し、告別式で

お会いした家族の方達の様子…

かなりズレがある事の困惑が、 冴えない頭の原因。 心も揺れる。どちらが本当なのか、

もう奥さんに訊ねる術はない。

奥さんの携帯番号を 恐る恐る 消す。

東北で大地震があった時、天国に つながる公衆電話がある、とテレビで見た。

実際に 天国に在る人からの返答があるわけではないけれど、受話器を耳に当てて 声を出して胸の内にある思いを話す事で 自分の頭と心に向き合って  身体が悲しみに耐えられる様に、回復するチカラが戻って来るのかも知れない。  誰も答えは くれない。

自分が感じて、考えて 自分が乗り越えるしかない。  

私の知っている人、知らない人、どうか

全ての人が穏やかに、いつもの日々を

いつもの様に過ごせる 1日で あります様に。

楽しい事。孫が泊まりに来る事。

世の中 コロナ、熱中症、豪雨災害、倒産件数増加、事件、事故、新卒者の就活、求人倍率、内定者通知、高校野球 記念大会、学校関連 夏休み短縮、経済の世界情勢…

朝から晩まで ニュースは続く。1分 1秒も

時が止まる事は ない。刻々と物事が進んでいく。  

近所の奥さんが急逝された。

つい先日、立ち話しをした所だったのに…

あまりにも 急な事で、意味が わからない。

久しぶりに会った顔は  確かに ひどい痩せ方だったから、「どうしたんですか?!」と話しかけたほどだ。 今 思えば 、 すでに病気が進んでいたんじゃないか… 検診は

定期的に 行かなかったのか。 

すぐにでも 医者に行く様に言って 別れたまま、永遠の別れになろうとは…

人間とは  何と日々 忙しく生きているものなのか。 気には なって居ても、日々の事に気持ちを奪われて、そのままにして過ぎてしまう。  その奥さんが どんな希望を胸に抱いて 「あと 3年」と言ったかは もうわからない。3年待つ様な状況にはない 痩せ方だったから、すぐにでも医者に行く様に言ったのに、間に合わなかった。もっと頻繁に お茶を飲んだり お付き合いすれば良かった…

私は いつも自分の事で 精一杯、他者の事を

あまり気に止めない人間だと思う。

3年後に希望を託して暮らす内に、身体に無理が来て、電池が切れた。 あっけない終わり方。

「話しを聴いてもらって 気が晴れたわ」

最後に言ってくれた笑顔が  胸に痛い。

もっと 聴いてあげれば良かった。

3年後、なんて思わずに 考えや思いが あれば

すぐに伝える事、行動する事。 還暦過ぎれば もう時間は多くない。今すぐ始める事を

教えてもらった様な気がする。

奥さんの死を知ってから、ずっと歯を食い縛っている事に気付いた。呼吸も浅い。

信じられない、頭が混乱、冷静になれ! と心が叫ぶ。

頭の芯が痛い。

年明けからの様々な出来事で、心身 疲れ切っている最近、とどめに今朝の知らせ。

当分、心が騒いで落ち着く余裕がない毎日になると思う。  昨日、おとついと 足元が見えずに つまづいたり 足を打ったり…

次は大きなケガに なりかねない予感、気をつけないと。

50代で 大病をして、60代では 別れが多くなるのか、また自分も何かが起きるのか。

テレビのニュース、自分の暮らしに起きる事、ストレスは遠ざけて、楽しい事を考えよう。  何か 楽しい事を!!!

 

 

対策。

お気に入りのイケメン知事  あっぱれ!!

さすが!! コロナ関連で  安部首相に要望書 提出、 手渡し!!  なんと頼りがいのあるイケメン!!

スッキリした目元も いよいよ凛々しいマスクの顔…

多分  第二波は始まっている、また ニュースを見るのが

息苦しい日々。

日本だけではダメだ… 世界が考えを ひとつにして動かないと、もうダメなんじゃないか。

九州の豪雨被害、年々 日本国中に災害 被害は広がる様な気がする。

地震、豪雨、豪雪、竜巻、突風…

予測 出来ない天候の変更は 恐い。

コロナ感染症、異常気候と付き合う事。

梅雨は明けて、これからの夏本番には熱中症も恐い。

精神を安定させて、落ち着いて暮らす事。

国が出来る事、自分で出来る事、見極めて 各人の 闘いは続く。

セミが鳴く。 ただ鳴く。

 

 

 

成長。

梅雨らしい梅雨。典型的な梅雨の天気が続く。  2週間に渡る雨、曇りの繰り返し。陽射しがない毎日。しっとり何日か降っても たまには晴れ間も欲しい。

記憶に残る 今年、令和 2年。

年明けの  母の肋骨 骨折、インフルエンザ、姉宅での看病、世間ではコロナ感染症

蔓延、世界中が 揺れに揺れ、死亡者 続出、経済も崩れ  皆が絶望しながら生きている。

治療薬、予防注射の研究 開発は進み、少し明るい未来が見えて 感謝が湧く。

秋の台風に備えるより早く、梅雨の雨で

すでに  何十人も亡くなり、流され 行方不明になり、

コロナで自粛した自宅は流され、災害を受けた地方には 立ち直れない様な絶望しか ない。

それでも 目の前の泥と闘うしかない…

自分はボランティアに走れるわけも なく、

義援金を箱に入れる 持ち金も ない、情けない。

これからの自分の暮らし、災害支援の お金、

貯金は絶対 必要、今日から始めないと…

倒れるまで 出来る限り 長く働ける様に、健康を保つ意識、誰かを 頼るのではない、自分の身体、自分の暮らし、自分の未来。

若い人の様に、未来も あまり遠くまでは

望めない  この年齢だから。

健康で 働いて、死に様は 生き様。寿命を悔いなく全う出来る様に  それだけを胸に抱いて

納得して、楽しい気分で  機嫌良く過ごせます様に。

下の孫が 初めて 立って 歩いて 危ない盛り。

段々 言葉も話し出すだろう。

コロナの為に、知らない間に どんどん成長する。初孫の時は 毎週の様に会って 成長を見守った 、その子も もう 7才半。今では懐かしい。あの 孫が  小さかった 7年前に、 時間を戻せないものか…  いや 今日までスクスク大きくなった事を 感謝して喜ぼう。

自分は 1年毎に 気力 体力が衰える、情けないが仕方ない。  せめて気持ち良く年齢を重ねる事を意識して、無理せず焦らず 自分の

ペースで。  出来るか 出来ないか、ではない。望むか 望まないか、だ。 

 

セミ。

今年初 !! セミが鳴き始めた。途端に鳴き止んだ、おかしな事が起きる。

何日も前に やっぱりセミが鳴き出したので

夏到来 かと思いきや すぐに鳴き声は

パッタリ聞こえなくなり、不気味な感じがした所だった。  地中で何が起きているのか… 明け切らない梅雨、九州は悲惨な被害が次々と起きている、ニュースを見るのも

辛い。 一方ではコロナ関連のワイドショーとニュース。 この上、大きな地震が来たら… 考えるだけで息が苦しくなって来る。

今朝は 友人のお父様が亡くなった知らせが来た。 昨日も友人と会って、入院中の

お父様の様子を聞いた所だった。

友人からの 知らせを読んだ途端に セミの声を聞いたから、これから毎年、セミが鳴き始めたら 友人の

お父様の事を思い出す様な気がする。

入院して 長かった日々、 お父様の 苦しみは終わった。 病院からの連絡に

いつもヒヤヒヤしながら暮らさなければ ならなかった  友人の日々も、 同時に  終わった…

何だか  ほっとした、これは当分 黙っておこう。  コロナ期間で 見舞いも自由に

出来ない中、つい最近も 友人と お姉さんと一緒に会えたらしいし、私には到底 出来なかった事を精一杯やった友人には驚く。

本当の 親孝行っていうのは 友人の様な事をいうんだなぁ、と尊敬してしまう。

落ち着くまで何日かは必要なはず。

梅雨の雨も ひどく降る事なく 万事 うまく

済みます様に。