いい距離感。

家族…。 親子、夫婦、兄弟姉妹、義父母、義兄弟。
その 関係は色々、様々です。
親類縁者とは 遠方、近所 含めて 実の姉家族 以外は 交流が ほとんど ありません。
2年前に 父の葬儀と 法事の時に
一族で 会食したのが 最後です。出会って話すと、遺伝子 という言葉が 浮かんで来ます。
物の考え方とか… 何かの瞬間に ああ やっぱり血のつながり、って あるんだなぁ、と思うものですね。何か似ている部分が 見えます。
親類縁者は 一緒に居て 安心して 話せる部分と 、何かと 関わりを持ちたくない部分 両方あります。
全員が、 年齢を重ね 最高齢は 父方の 伯母が 94才!
何とスゴい事です…
未だに 嫁姑の せめぎあいの日々らしく、呆れるやら アッパレと感心するやら。関わりたくない部分。
私からすれば 従兄弟嫁にあたる人は、 私と同い年。
あまり 長くは話さなくても、気持ちを 通じる事が 出来た事を思い出しました。嫁姑の関係は 人間の 、変わらない大問題、いや小さな問題かも。
私には 嫁に出した娘が居て、良き夫を得て 幸せに暮らして居ます。
本当に 親を離れてしまったんだなぁ、と思う瞬間が 多くなった、というべきか…
手元に居た時の娘とは
全く違ってしまった様な気がします。  いや、これが娘の本来の姿なのか と、やっと 私が 気づいたというべきなのか。
頼れる娘に、 未熟な母である私は 甘えさせてもらって居た。
母としての 母性愛、大らかさに欠けていた私は 今さらながら 何度も 愕然とするのです。
娘婿は 大らかな、子煩悩な人。
娘は 安心しきって 子育てして
幸せそう、有り難い。
上の孫は 誕生日が来たら 8才。
もう 反抗期が始まる頃か…
私が今の娘の年齢だった頃は、色んな事が全く見えていなかった、見ようとしなかった、見る余裕が なかった。
今、この年齢になったからこそ、見える事は 多い。
他家の人となって 10年。 娘夫婦の子育てに 踏み込んでは いけない、踏み込む必要はない、と知りつつ 心と頭の中で 割り切って考えられるまで 12時間かかりました。
何事も 難しく考えるのは
私の悪いクセ。
娘夫婦の 愛情深い 一生懸命な子育ては 真実 尊い事…私が そうして来た様に きっと。
が、しかし… 手元から 自立せずに居る あとの 二人の子を思うと 子育ては失敗かとも 日々思う。
だからこそ、まだまだ付き合う道のりは遠いと自覚しています。
嫁に出て 家事 育児に頑張る娘が会わせてくれた孫とは、対等に 人として これからは付き合って行こう、と決めました。
祖母と孫という 甘い関係ではなく、人と人の関係。 8才になる孫も 毎日何かと悩み 苦労するであろう これから。
両親や友達との関係、先生との関係。 身体の事、勉強の事… この世で 同じ様に 生きる友として、上からではなく 同じ立場で、 付き合って行ける様に。 そう決めたら 気持ちが ラクになりました、朝陽に おはよう、と思えます。
次に孫が来るまでに、模造紙と絵の具を用意しておこう。
好きな様に 好きな色で 大きい絵を描いてみよう… そうだ、一緒に。
お腹が すいて来た。
バタートーストと野菜と目玉焼きと 熱いオーレを用意して
食べましょう、感謝して。
今日はパート、次から次へと仕事が待っている日。
集中する仕事が あるのは
有り難い。