人は なぜ買い物に出るのか。

夕方から雨あしが ひどくなる、と予報で 知っていながら ブラブラと買い物に出た。

今日でなくても いい様な物ではあったけれど… 休みの日に運動しないで居ると、 やや焦燥感に襲われ気味で  小雨の中を歩いた。

店に着く頃、雨は少し本降りに近くなり

サッサと買って帰ろう! と品物を探す。

気まぐれな自分の性分に 今日も

振り回されるなぁ、と ぼんやり考えながら。

天気が悪いからとは言え、店はガラガラ  客より店員の数の方が 多いんじゃないかと

心配になる。 この店 先々 大丈夫か?

超超高齢化社会、もっと高齢者が助かる様な売り方をしたら 店も生き残れるのに…と

偉そうに思ってしまう。  今までと同じ事をしてると 客は飽きてしまう、よその店に行きたくなる。

高齢者は 目新しい物がなくても、近場しか

行けないから 日々の買い物さえ出来れば

近所の店は つぶれずに居て欲しい。

大型でなくても、流行の最先端の物がなくても、食材と日用品、惣菜やパンや牛乳などが 並んでいれば充分。

コンビニでは最近 ネギなどのちょっとした野菜も 置いている。  少々 値段が 高めでも

そうめんのネギだけ買い忘れた時には

コンビニに走る。

来週の雨続きの予報が 過ぎれば 多分 梅雨は明けて夏本番。  昨日からの大雨で 九州地方は 災害の恐れ…警報が出ている。

気まぐれに出た買い物から帰り着いたら

膝から下はずぶ濡れ、靴の中は

歩くと音がするくらい水が入って

大変な事になった。

不思議に肩や腕、上半身は全く濡れずに済んだ。

風のない雨の中の散歩は  なかなかオツな気分、傘をさしながら見る街並みは しっとり趣がある。  カンカン照りの日差しも暑さもない、雨の中の散歩は案外 楽しい。  やっぱり 自分が 梅雨の時期に産まれた事に 納得がいく瞬間。  まだ来週も雨が続くのに

今日の  ずぶ濡れの服、洗濯しても乾かないのは

仕方がない。 わかっていても散歩に出た自分の責任。 自分が自分に 振り回されて

半日が終わる。  気温が低めな為に 全く蒸し暑さがない。湿気も気にならない。

こんな梅雨なら 大歓迎。 

九州の雨がやんで、浸水が 収まり  災害が起きません様に。