美容室で。

年に3回、髪を切りに行く美容室。

そこは世間話しをする

社交場。世の中のあらゆる情報を

得られる所。

今日の話題は「介護」と

その未来の話し。

「介護」の現場は人手不足ながら、

次々と新しく施設が出来、経営、継続に無理が来てやはり消えて行く最近。

100才近い両親の介護関係費用には

愕然とする。

 

自分が高齢者になる頃は

多分「介護」保険も破綻、まず

人員確保は期待できないはずだろう、という話し。

 

マスターは友人と

トリカブトを採りに行く計画を

半分本気で話題にしながら

酒を楽しむらしい。

ちょっと苦しいけど、

死ねるそうだ。

睡眠薬くらいでは

死ねない、らしい。誰かに発見されて胃洗浄して助かる。

 

家族に自殺の手助けさせるわけにも

行かず。

色々あの手この手を

考えて、話しが盛り上がる。

 

結局、怪しまれず

自然を装おって適当な時に

死ぬのも至難の技かも、と

話しは終わった。

 

人間の寿命は神のみぞ知る。

寿命を全うしない死は

ギリギリ助かって、生きる感謝を知らされるまでは苦しみ続けるんじゃないか‥と思う。

 

今日の無事を願い、小さな事にも

感謝して一生懸命過ごす事、生きる事。 死にざまは生きざま。

朝が来て、いつも通りに目がさめて

自分の足でトイレに行く。

ご飯がおいしい。それが大事。

 

一生懸命生きた先に

普通の死を迎えられます様に。

 

未来の高齢者は

ゴムで出来た柔らかい部屋に

入れられて、素っ裸で

排泄物は身体に付けたゴムの管で取り除かれ

ただただ生かされて死を待つ様な

状態になる、らしい。

 

本当の様なウソ。

ウソの様な本当‥??

誰にも答えはわからない。だから

悩まない。

 

髪を切ってマニュキュア、セットで

2時間。未来の老後、SF小説の様な

お話しも終了。

お腹すいたなー